ご無沙汰してます。H1boshiです。
Studio Oneには、各グレードごとに一つずつリバーブプラグインが付属しています。
Reverb(リバーブ)プラグインとは
DTMerにとっては最も身近なプラグインといっても過言ではありません。
音に反響音をシュミレートして響かせるプラグインです。StudioOneでは最大三種類のリバーブプラグインを使用できます。
Mixverb→Room Reverb→Open AIRの順でリバーブの効果が強くなっていくイメージ(ざっくり)
各エフェクトのツマミについての解説
MIXverb 無料版に付属
Mixverb
pre-delay:原音が鳴ってから、残響が鳴り始めるまでの長さ
Size:響かせる空間の広さ
Damping:残響の吸音率
Gate
Gate Threshold:残響でできたノイズを切り取る(Snareで使われやすいらしい)
Threshold:どこからその効果を反映させるか
Gate Release:↑の機能をどれだけ持続させるか
Global
Wodth:横の空間の広がり
Mix:原音とリバーブの鳴る比率(0%だと原音のみ50%だと原音とリバーブが半々、100%だと原音が鳴らず、リバーブのみ)
Room Reverb
Pre:同じ
Length:残響の長さ
Mix:同じ
Room
部屋の大きさのシュミレート
Character
Population:空間内の人口
Reflexivity:空間のなめらかさ
Dampness:空間内の湿度(高音域は湿度が高いと吸収されるらしい。空気中の水分量とうんたらかんたら)
Geometry
Dist:原音との距離(↑の写真だと演奏を0.90M離れて聞こえるようにシュミレートしてる)
Asym:原音との位置(左右)
Plane:原音との高さ(ホールの1階、2階かで分ける時とか?)
Global:同じ
上半分はほとんど上記の説明と同じです。
ER/LR:初期反射と高既販車のかかり具合?
Gain:出力
図の下にあるバーについては
Log.Time:初期反射の表示・非表示
Log.Level:全体表示・一部表示
goldpit:プリセット(インパルスレスポンス)の選択。選択したプリセットの名前が反映される。(自作のプリセットも使える)
Prev・Next:プリセットを前後にする
Envelope
Fade-In:インパルスに対する応答速度(インパルスとかいう概念がムズすぎる←軟弱頭)
ER/LR-Xover:ER/LRの交わる地点(初期・後期反射が入れ替わるポイント)
Fade-Out:減衰速度
Processing
Cross-Feed:ディレイ(音を遅らせる)のレベル
Cross-Delay:ディレイの遅延時間
Asymmetry:原音との位置(左右)
Processingの左のつまみ
EQ(イコライザー)
Gainが入力レベル(音量)
Freqが周波数
各プラグインの効果について聞いてみましょう。
Mixverb
良くも悪くも、均一にリバーブをかけてくれる印象がありました。
Room Reverb
滑らかなリバーブが特徴だと思います。 僕は結構ピアノとかにも紛れさせてます。Roomの残響音のシュミレーターですが、ホールのようなリバーブも再現できます。
Open AIR
今回はHalls→Large Holls→Gold Pitを読み込みました。Pitch関連のエフェクトを検索していた際に偶然Gold Pitがプリセットの予測欄に出てきたのが出会いでした(Melodyneがあったやろ….)
やはり他のリバーブプラグインとは自由度に雲泥の差があります。プリセット数も、Room Reverbの恐らく10倍以上あるので、これさえあれば大体解決できちゃうような気がします。楽器一本でも十分存在感を出せるのいいなぁって思いました。
オマケーGold PitをSynthにかけた曲
通常の音
GoldPit